当社は、歩道のガム痕の汚れを取り除く清掃サービスを実施しています。イギリス製のガムカートは、スチームを使用する独自の方法で、速くてキレイに周囲の安全を確保しながら業務を行えます。ガムカートの用途はガム痕以外にも、油汚れ・違法シール・落書きを取り除く事にも広がっています。また、せっかくキレイにしたのでそのまま維持したいというリクエストに応え、コーティング事業も行っています。汚れがつきにくく、素材の劣化も防ぐ事ができます。
当社のサービスは、経験豊富なスタッフが迅速かつ効率的に作業を行い、最新の技術や機器を駆使してお客様のご要望にお応えいたします。また、環境に配慮した洗浄剤やコーティング剤を使用し、持続可能な清潔さと美しさを提供しています。
今年、まち案内ソリューションサービスを開始します。シンプルでわかりやすい歩道をつくる事業ですが、たくさんの人が集まる魅力的な街を実現します。美しい歩道をつくるお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談ください。
ガムクリーンの事業サービス
吐き捨てガム・油汚れ・落書き・違法シールなどの汚れを取り除き、クリーンな歩道をつくる清掃サービス。歩道の美観を取り戻し、安全かつ快適な街を提供します。
歩道・外壁・設備の表面素材にコーティングを施し、汚れがつきにくく、かつ簡単に除去できる状態を維持するコーティングサービス。クリーンな状態を維持する事ができ、素材の劣化も防げます。
案内板・地図をシンプルにし、歩行空間をわかりやすく整える、まち案内ソリューションサービス。「ここに行きたいけど、どうしたら、、、」をなくす、とにかくわかりやすい街を提供します。
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路上のガム、取り続け20年 460万個超
繁華街や駅前などの路上には、吐き捨てられ、こびり付いたガムが点在している。国内唯一の専門業者「ガムクリーン・カンパニー」(東京都港区)の代表の宮本晴一さんは、20年以上にわたりガムを取り除いてきた。その数は460万個を超える。「歩く人が気持ちよく一歩を踏み出せる環境をつくりたい」。自治体や商店街などから依頼を受け、街の美化に励んでいる。
1月下旬、東京・六本木の交差点で宮本さんは慣れた手つきで地面を磨いていた。英国製の専用機器を使い、黒ずんだ箇所に約130度の蒸気を当て、洗浄液を噴射。ふやけたガムはブラシで軽くこするだけで溶け出す。1個の処理に要する時間は約10秒で、1日に最大1300個ほど除去できるという。「一度きれいにした場所は吐き捨てが減る」と宮本さん。20年前と比べ、ガムの生産量は約4割に減少し、吐き捨てられる量も減ってきた。それでも長年蓄積した黒ずみが至る所で目に付く。長野市出身の宮本さんは、知人の出資者に誘われ、30代後半の頃にガムクリーン社に入社した。当時、正社員は宮本さんだけ。
ガム清掃はボランティアが手作業でするのが主流で、予算を割こうという自治体は少なく、1年目の依頼は1件しかなかった。営業先で「ガムが付いていると転んでけがでもするのか」と聞かれたこともあり、「存在意義を否定された気持ちになった」と振り返る。地道にガム除去の必要性を説いて回り、関心を示す人は徐々に増えた。今では年間100件以上の依頼が舞い込むようになった。近年はアスファルトに代わり、ブロックやタイルで舗装された歩道が増えてきた。見栄えが良いだけに、汚れたまま放置されているのを見ると歯がゆい思いがする。「日本は箱物を作るのは得意だが、維持していくという意識は薄いのでは」新型コロナウイルスの流行でマスク着用が増え、路上のガムは格段に減った。「除去作業を見せることが啓発にもつながる」。マスクを外す生活が戻っても、吐き捨てが減ることを願っている。